乳製品の食べていいもの
・悪いもの
ひと口に乳製品と言っても、さまざまな種類がありますし、脂肪分の少ないもの、多いものがあります。糖尿病対策の観点では、どのような乳製品が適しているのでしょうか?
食べて
いいもの-
- ・ヨーグルト
- ・牛乳
- ・チーズ
食べて
悪いもの-
- 特にありません。
なぜ食べていいのか?
ヨーグルト
ヨーグルトなどの乳製品に含まれている不飽和脂肪酸やカルシウムは食後の急激な血糖の上昇を防ぐ作用があります。筋肉量が増えると血中のブドウ糖が消費されるので、血糖コントロールにも大変有効です。
牛乳
牛乳には、血糖値の急上昇を抑える働きがあり、その効果は血糖降下薬の「ボグリボース」と言う薬と同等以上です。日本GI研究会の研究、発表によると、食事のときに牛乳を飲むと薬に匹敵するくらいに血糖値の上昇が抑制できるという結果が報告されています。
チーズ
カロリーが高いイメージのあるチーズは、糖尿病の敵と考えている方も多いかもしれません。しかし、チーズは糖質をほとんど含まない食べ物で、血糖値が上がりにくく、さらにほかの物とチーズを一緒に食べることで、血糖値の降下を助ける働きがあるという研究結果も明らかになっています。基本的に、どのチーズも糖質量が少なく、最も糖質が多いモッツァレラチーズも低糖質になりますが、できるだけ糖質を抑えたいのであれば、カマンベールチーズやブルーチーズを摂るのがおすすめです。