果実類の食べていいもの
・悪いもの
最近、スーパーなどで売られている果物はどれも甘く、食べやすくなっていますね。その反面、糖度の過剰摂取も懸念されます。より効果が期待できる果物を知り、うまく活用していきましょう。
食べて
いいもの-
- ・ブルーベリー・ブドウ・リンゴ・グレープフルーツなど、食物繊維が豊富に含まれる果物
- 等
食べて
悪いもの-
- ・缶詰の果物やドライフルーツなど糖度の高いもの
- 等
なぜ食べていいのか?
ブルーベリー・ブドウ・リンゴ・グレープフルーツなど、
食物繊維が豊富に含まれる果物
果実類のなかでも、糖尿病に非常に有効であるとされているのが上記に挙げた、ブルーベリー、ブドウ、リンゴ、グレープフルーツなどです。これらの果実に共通しているのは、食物繊維が豊富なこと。食物繊維は炭水化物の吸収をおだやかにする作用があるため、血糖値がゆるやかに上昇します。特にブルーベリーは食物繊維を非常に多く含み、その効果は群を抜いています。目の健康にもいいアントシアニンや抗酸化作用を持つカテキンなどの栄養素も豊富に含んでいますし、積極的に摂りたいです。
なぜ食べてはいけないのか?
缶詰の果物やドライフルーツなど糖度の高いもの
缶詰に入っている果物やドライフルーツは糖度が高いため、糖尿病食品交換表では果物ではなく嗜好食品として扱われています。ゆえに、糖尿病の方や予備軍の方は一般的にあまりおすすめされていません。また、ビタミンCの含有量も生の果物より少ない為、ビタミン摂取を目的とする際には生の果物の方が適しています。また、カリウムが豊富に含まれているので、糖尿病腎症や腎臓疾患のある人も注意が必要です。
ただし、天日干しにした砂糖不使用のドライフルーツを選べば糖尿病患者の人でも食べることができます。糖度が抑えられ、果物本来の酸味と甘みも楽しむことができるので、ドライフルーツを食べる際には砂糖不使用タイプを選ぶようにしましょう。