穀類の食べていいもの
・悪いもの
穀類は農作物のうち、種子を食用目的に栽培されたもので、米、トウモロコシ、麦類、キビ、アワ、ヒエなどを指します。前述の通り、穀類はできる限り精製度の低いものを摂ると食物繊維が豊富に摂れるため、糖尿病予防にはおすすめです。では、具体的にどんな穀類を摂れば良いのでしょうか?
食べて
いいもの-
- ・全粒穀物を使ったパンやシリアルなどの加工食品
- ・大麦・玄米・全粒粉などの精製度の低い穀物
- 等
食べて
悪いもの-
- 特にありません。
なぜ食べていいのか?
全粒穀物を使ったパンやシリアルなどの加工食品
穀類の中でも、特に推奨されているのが全粒穀物です。アメリカで行われた調査によると、加工精製された穀物は、加工の工程で食物繊維やビタミン、ミネラル、鉄分、マグネシウムなどの成分が多く失われていると発表しています。今は全粒粉を使ったパンやシリアルなど、食べやすくアレンジされた食品も多く販売されていますので、これらをうまく活用していきましょう。
大麦・玄米・全粒粉などの精製度の低い穀物
精製度の低い穀物は食物繊維が豊富に含まれており、血糖値が上昇するスピードを遅らせる作用が期待できます。また、精製されたものよりも硬いので、たくさん噛まないと飲み込みにくく、よく噛むことで食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
ちなみに、精製した小麦粉と、精製されていない全粒小麦粉を比較すると、全粒小麦粉には食物繊維が約4倍、玄米は精製米よりも食物繊維が2倍含まれています。