節分のレシピ特集【糖尿病患者・糖尿病予備軍向け】

糖尿病を患っていたとしても、季節に応じた食事は食べたいですよね。今回は糖尿病の方向けに節分レシピをご紹介します。糖尿病の方でも安心して食べられるよう配慮がしてあるので、ぜひチェックしてみてください。

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雑穀ごはんの恵方巻

雑穀米を使用したヘルシーな恵方巻は、見た目には一般的な恵方巻と全く変わりません。人参など、一般的な恵方巻で利用する具材はもちろん、蒸しエビやカニカマボコなど、シーフードの色合いが濃い目です。糖尿病を患っていない方や、一般的な恵方巻は苦手な具材が多くて食べられないというお子さんでも、美味しく食べることができるメニューです。

使用材料

雑穀ご飯600g
ゆずの絞り汁大さじ3
人参60g
ほうれん草60g
蒸しエビ8尾
カニカマボコ4本
甘酢しょうが40g

●卵焼き

2個
少々
ラカント小さじ1(4g)
サラダ油小さじ1

●しいたけの含め煮

干ししいたけ4枚
だし汁150㏄
ラカント大さじ1(13g)
しょうゆ小さじ2
焼き海苔4枚
少々

雑穀ごはんの恵方巻の作り方

  1. 温かい雑穀ご飯にゆずの絞り汁を入れる。

  2. 人参とほうれん草は塩茹でし、ほうれん草は冷水にさらし、水気切っておく

  3. 塩とラカントを加えた卵を、サラダ油を引いたフライバンで焼き卵焼きをつくる。完成したら4等分にする

  4. 干しシイタケはぬるま湯で戻す。その後だし汁と調味料を加え含み煮にする

  5. のりの上にご飯と具材を載せ巻いたら、塩で味を整える

雑穀ごはんの恵方巻のポイント

一般的な恵方巻は酢飯で作られているため、砂糖が入っておりそれだけで高カロリーになってしまいます。そのため代わりにゆずの風味を効かせることで、風味が活きるさっぱりとしたご飯が完成します。

また、味を整える際に塩を使用して大丈夫?と思うかもしれませんが、混ぜ込むよりも振りかけることでカロリーを抑えることができます。仕上げに振ることで塩味を感じながらも、減塩効果を得ることができるためオススメの方法です。

menu 02

海鮮の恵方巻

「より海鮮を感じたい」「酢飯は好きだけどさっぱり食べたい」と考える方にオススメなのが、こちらの海鮮恵方巻です。そのお洒落なビジュアルゆえに、ヘルシーな印象を抱きにくいかもしれませんが、しっかりとカロリー計算されており糖尿病の方も安心して食べることができます。のりで巻くよりも若干手間が掛かりますが、少し気合をいれた節分レシピとしていかがでしょうか?

使用材料

ご飯150g
すし酢大さじ1強
1個
まぐろ(刺身用)15g
サーモン(刺身用)15g
いくら大さじ1強(20g)
さやいんげん3/4本
しょうゆ小さじ1/3

海鮮の恵方巻の作り方

  1. ご飯にすし酢を混ぜて、すし飯をつくります

  2. 沸騰させておいたお湯にさやいんげんを入れ、色よくなるまで茹でます。まぐロトサーモンは食べやすいように小さめにカットしておきます

  3. 卵をよく溶きほぐし、薄焼き卵をつくったら4cm幅にカットします

  4. すし飯を4個ずつになるように丸い形をつくり、その周りを薄焼き卵で巻いていきます

  5. 半分はイクラ、もう半分は海鮮とさやいんげんを載せて完成です

海鮮の恵方巻のポイント

薄焼き卵を破かずに、丁寧に巻いてご飯の器にすることがポイントです。これにより中の具がこぼれにくくなり、のりのような固さがないため食べやすくなります。

一般的な恵方巻は具材が詰まっており、咀嚼力が弱っている方はなかなか全てを噛み切れません。この恵方巻は簡単に噛み切ることができるだけでなく、一口大なので汚す心配なく食べることができます。

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大豆といわしつみれのトマト煮

節分と言えば大豆ですよね?豆まきを大豆で行うご家庭は、巻いた後の大豆の処理に困るという方も少なくないのではないでしょうか。実はその大きさからは想像できませんが、きちんと火を通さない限り大豆は結構な食べ応えになります。咀嚼力が弱くなっている方でも大豆を美味しく食べられるレシピをご紹介します。

使用材料

A いわしすり身160g
A 生姜(すりおろし)6g
A 味噌小さじ2/3(4g)
A 片栗粉小さじ2と2/3(8g)
A ねぎ(みじん切り)1/8本(20g)
トマト缶1カン(400.0g)
玉ねぎ1個(210g)
煎り大豆30g
お湯100ml
砂糖小さじ2と2/3(8g)
ケチャップ大さじ1強(16g)
しょうゆ小さじ1(6g)
オリーブ油大さじ1(12g)
ブロッコリー120g

大豆といわしつみれのトマト煮の作り方

  1. 煎り大豆にお湯を注ぎ、20分程ふやかしていきます

  2. Aをボウルに入れよく混ぜ合わせておきます

  3. 1cm角にカットした玉ねぎを、鍋に2/3量入れたオリーブ油で炒め、きつね色になるまで中火で炒めます

  4. 砂糖を入れさらに炒めたら、1を汁ごと入れます

  5. トマト缶とケチャップを加え弱火で5分程煮ます

  6. フライパンに残りのオリーブ油を引き中火にかけます。2を1口サイズになるよう入れて、程よく火を通します

  7. 5に6を加え10分程度煮込んだら仕上げに醤油を入れ、ブロッコリーを入れて完成です

大豆といわしつみれのトマト煮のポイント

節分で使用した大豆を無駄にしないということはもちろん、トマトの酸味を活かしているため、塩分が少なくて済みます。しかし味はしっかりとついており、十分満足感を得られるでしょう。

具材が多く腹持ちは良いものの、総カロリーは203キロカロリーと非常にヘルシーな料理です。

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