シリカ(ケイ素)

シリカ(ケイ素)と血糖値の関係

シリカ(ケイ素)には、直接、血糖値を下げる効果はなさそうです。

しかし、2019年現在、新しい糖尿病の発症メカニズムが提唱され、ケイ素の摂取により、「腸内フローラの乱れ」を整えることが、糖尿病の新しい治療メニューとして注目されています。

水溶性食物繊維は主にケイ素でできており、ケイ素は、腸内フローラの乱れを整え、間接的に糖代謝機能を上げるとされているのです。

腸内フローラを整えるという治療法

糖尿病の治療は、カロリー制限、運動療法、薬物療法などが行われています。しかし、糖尿病に対する新しい考え方が出てきました。

これまでは、食べ過ぎのせいでインスリンの抵抗性が増し、糖尿病になると考えられていましたが、近年は腸内フローラが乱れることも原因ではないかと言われています。

新しい糖尿病発症メカニズム

糖尿病の発症に、腸内フローラの乱れがあるのではとされています。大まかな流れを以下にまとめました。

  1. 過食
  2. 腸内フローラの乱れ
  3. 腸管上皮のバリア破壊
  4. 腸内細菌が血中に侵入
  5. 慢性炎症
  6. インスリン抵抗性増大
  7. 高血糖
  8. 糖尿病

シリカ(ケイ素)・亜鉛・クロムなどのミネラル不足が、インスリン分泌低下、インスリン抵抗性増大を招いているようです。

活性酸素が多いと、膵臓β細胞の傷害、破壊が起こり、微小な循環の悪化により、合併症にいたると考えられています。

肥満は、過食、活性酸素、運動不足によって引き起こされるうえ、運動不足はインスリン抵抗性を増大させます。

新しい治療メニュー

腸内には、約100兆個の細菌が共生しています。シリカで、そんな腸内フローラの乱れを整える治療です。内細菌の良いバランスは、善玉菌20%・日和見菌70%・悪玉菌10% とされています。

シリカを主成分とする水溶性食物繊維が腸内に届くことで、善玉菌がエサとして増殖。結果、腸内環境を整えます。

ミネラルには、糖代謝能を上げるはたらきがあります。インスリン分泌には、亜鉛やシリカ、インスリン抵抗の改善には、クロムやシリカ、ミトコンドリア活性による糖の燃焼には、シリカが有効です。

シリカを用いた糖尿病患者への臨床試験

医療団体日本シリカ医療臨床研究会や、一般社団法人日本先進医療臨床研究会のシリカ溶液【糖尿病】研究部会では、シリカを用いた糖尿病の患者さんへの臨床試験の被験者を募集しています。

シリカ(ケイ素)の、血糖値への影響を調べる研究は、まだ始まったばかりのようです。今後、さらに新たなシリカの活用法が発見されるかもしれません。

エビデンスの参照先 ※1:医療団体 日本ケイ素医療臨床研究会,「医療団体 日本ケイ素医療臨床研究会」
※2:一般社団法人 日本先進医療臨床研究会,「シリカ溶液【糖尿病】研究部会」
※3:米国学術誌「Diabetes Care」,順天堂大学大学院医学研究科・代謝内分泌内科学 佐藤淳子ら,「糖尿病発症に腸内細菌が関わっている」

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