使用材料
(1人分)
水あめ | 20g |
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きなこ | 6g |
打ち粉用のきなこ | 適量 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.2単位 | 0g | 37g |
血糖コントロールをしている方に向けた、おやつのレシピ集です。カロリー制限が必要な人でも、おやつを食べてはいけないということはありません。一日の摂取カロリーを超えなければ、ある程度自由に食べても良いのです。
ここでは、低カロリーでも美味しいおやつのレシピをご紹介します。
きなこは、乾燥した大豆をひいて粉にしたものです。
大豆の主成分はタンパク質なので、カロリー制限をする際はおやつの材料としてうってつけです。
水あめ | 20g |
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きなこ | 6g |
打ち粉用のきなこ | 適量 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.2単位 | 0g | 37g |
耐熱ボウルに水あめを入れて、電子レンジで20秒加熱し、溶かす。
1にきなこを加えてゴムベラで混ぜる。
まな板にきなこをふって、2をおき、直径5cmの円形にのばす。固まりかけたら、8個に切り分けてねじる。
ヘルシーな黒みつを使ったくずもちです。黒砂糖は白砂糖より体でゆっくり吸収されるので、血糖値が上がりにくくなります。
また黒砂糖は、カリウム・カルシウムなどのミネラルを多く含んでいます。白砂糖でつくる白みつより、黒砂糖でつくる黒みつのほうが健康的です。
くず粉 | 9g |
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水 | 50ml |
黒砂糖 | 20g |
水(黒みつ用) | 大さじ1 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.28単位 | 0g | 26g |
黒みつをつくる。耐熱ボウルに黒砂糖を入れ、水を加えてしめらせる。ラップをかけてレンジで20秒加熱し冷ます。
くずもちを作る。耐熱ボウルにくず粉を入れ、水を加えて混ぜる。ラップをかけて電子レンジで1分加熱する。
2をなめらかになるまでスプーンで混ぜ、水でぬらしたスプーンですくって、氷水に落として冷ます。
3のくずもちを器に盛って、1の黒みつをかける。
あんこは入れずイチゴだけが入ったイチゴ大福。
あんこがなくても、イチゴの甘酸っぱさで美味しいイチゴ大福ができます。
イチゴ | 4個 |
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白玉粉 | 40g |
マービー顆粒 | 60g |
水 | 60g |
片栗粉 | 適量 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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0.6単位 | 0g | 10g |
イチゴは洗って、ヘタをとり、水分をふきとる。
耐熱ボウルに白玉粉、水、マービーを加えてよく混ぜる。
2をラップ無しで、電子レンジに1分かける。取り出してよく混ぜ、さらに電子レンジに1分かける(粉っぽいときは、さらに30秒ずつレンジにかける)。
電子レンジから取り出して、ツヤが出てなめらかになるまで混ぜる。
うすく片栗粉をひいた皿に、4を平らに広げ、粗熱をとる。
冷めたら5を4等分して、イチゴを入れて丸める。
チョコの代わりにココアを、砂糖の代わりにパルスイートを使用。
チョコもやっぱりほしいので、チョコクリームを飾ります。
薄力粉 | 70g |
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ココア | 15g |
ベーキングパウダー | 1g |
卵 | 3個 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1単位 | 0g | 9g |
卵とパルスイートをボウルに入れて泡立て、1を入れて、さっくりと混ぜる。
2をカップに入れて、160℃のオーブンで約20分焼く。
生クリームを器に入れて、電子レンジで20秒加熱。チョコを割り入れ、混ぜる。
3に4と粉糖をかけ、仕上げる。
一般的なレシピのもと、砂糖をラカントに、甘納豆をマービー甘納豆に換えます。
油も半量に減らして、カロリーを約半分に抑えた抹茶シフォンケーキです。
薄力粉 | 90g |
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抹茶 | 小さじ1~2(お好みで) |
卵白 | 180g(L4個分) |
卵黄 | 30g(L3個分) |
ラカント | 80g |
マービー甘納豆 | 50g |
サラダ油 | 15cc |
牛乳 | 60cc |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1単位 | 0g | 6g |
卵は卵黄と卵白にわけ、2つのボウルにそれぞれ入れます。
卵黄・牛乳・サラダ油を加えて泡立て器で混ぜ、1と甘納豆を混ぜ合わせておく。
卵白にラカントを3回に分けて入れ、固く角が立つまでしっかり泡立てる。
1に2の半量を入れ、均一になるようによく混ぜ合わせる。
3に2の残りも入れ、泡が消えないよう注意して全体を混ぜ合わせる。
型に流しいれ、170~180℃で35~40分焼く。
焼きあがったら、型ごと逆さにして、冷ます。完全に冷めてから型から外す。
卵と牛乳でできているカスタードプリンは栄養たっぷり。
砂糖の代わりにパルスイートを使うからカロリーも抑えられます。メイプルシロップはひかえめに。
溶き卵 | 20g |
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パルスイート(カロリー1/10タイプ) | 小さじ3/2(1スティック・1.7g) |
バニラエッセンス | 少々 |
牛乳 | 50ml |
メイプルシロップ | 大さじ1 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.2単位 | 0.2g | 12.4g |
ボウルに溶き卵、パルスイート、バニラエッセンスを合わせ、牛乳を加えて混ぜる。
耐熱のプリンカップに、1を注ぐ。
小鍋に2を入れて、水を1cmの深さまで注ぎ、フタをして火にかける。
コトコトと煮立ってきたら中火で2分加熱し、火を止めて10分おく。
3を冷やしてメイプルシロップをかける。
牛乳とゼラチンという健康的な材料だけでできたミルクゼリー。
イチゴとミルクがよく合います。
粉ゼラチン | 小さじ1/2(1.5g) |
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牛乳 | 60ml |
砂糖 | 大さじ1 |
バニラエッセンス | 少々 |
イチゴ牛乳(市販) | 30ml |
イチゴ | 20g |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.26単位 | 0.1g | 8g |
耐熱ボウルにAの水を入れ、粉ゼラチンをふり入れて混ぜ、5分おく。
ラップをかけずに、電子レンジで10秒加熱する。
1に牛乳、砂糖、バニラエッセンスを加えて混ぜ、器に流し、冷蔵庫で固まるまで冷やす。
2にイチゴ吸入を注ぎ、食べやすく切ったイチゴをのせる。
果物とヨーグルトの相性は抜群です。ヨーグルトを水切りし、さらに美味しく、クリームチーズのような濃厚な味に仕上げました。
果物は、イチジク・桃・びわなど。季節のフルーツに代えて作っても美味しく健康的です。
りんご | 300g |
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マービー | 32g |
プレーンヨーグルト | 240g |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1単位 | 0g | 56g |
りんごをくし形に切り、りんごがかぶるくらいの水とマービーを加え、柔らかくなるまで煮る。
このとき、焦がさないよう注意する。
1が冷めたら、水切りしたヨーグルトを添える。
にんじんが苦手な方も、美味しくスナック感覚で食べられます。つくりおきもできます。
にんじん | 20g |
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パセリ | 2g |
バター(有塩) | 2g |
薄力粉 | 20g |
塩 | 0.3g |
水(様子を見ながら) | 小さじ1 |
粉チーズ | 3g |
薄力粉(打ち粉用) | 適量 |
単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.32単位 | 0.3g | 15g |
にんじんはすりおろす。
パセリは葉のみをみじん切りにし、水にさらした後、水分を絞っておく。
ボウルに小麦粉、塩、小さく切ったバターを入れ、手の熱でバターを溶かしながら、混ぜていく。
2に、にんじん、パセリ、粉チーズ、水を加え、耳たぶくらいの固さにこねる。
1つにまとめ、ナイロン袋に入れ、30分くらい寝かせる(夏場は冷蔵庫で)。
乾いたまな板に薄力粉をふり、4を3mmくらいの厚さにめん棒でのばし、包丁で5mm幅に切る。
オーブンシートに間隔をあけて並べ、160~170度のオーブンで25分くらい焼く(カリカリになるまで)。
油も塩も使わない、ヘルシーなポップコーン。
封筒を使うから洗い物もありません。とっても簡単につくれます。
トウモロコシの乾燥粒 | 28g |
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単位 | 塩分 | 炭水化物 |
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1.23単位 | 0g | 17g |
紙の封筒の口を開け、トウモロコシの乾燥粒を入れる。
まず、1の口を折り、その次に封筒の中央のところで二つ折りにし、トウモロコシの入っている方を上にして、電子レンジで2分加熱する。
パンパンというにぎやかな音がして、封筒の綴じ目がはじけて開く。
ポップコーンが飛び出してきたら、できあがり。
糖尿病治療は、カロリー制限から始まります。血糖コントロールをするため、砂糖のような糖類・小麦粉などの炭水化物・油脂はできるだけ控える必要があります。お菓子は主に砂糖や炭水化物でできているため、糖尿病の患者さんは、お菓子を食べることを控えてしまいがちです。甘いものが好きな人にとって、お菓子を食べる楽しみを失った食生活は味気なく、厳しいものです。
しかし、必ずしも諦める必要はありません。砂糖を低カロリーの甘味料に代える・油脂の量を減らす、といったレシピの工夫しだいで、美味しいおやつを食べることができます。糖尿病と上手く付き合いながら、ぜひ豊かな食生活を楽しんでください。